偽痛風とは


痛風とそっくりの症状を呈する病気で、「偽痛風(ぎつうふう)」と呼ばれる病気がありますので、痛風と区別するためにこの病気についても触れておくことにします。

偽痛風は、痛風と同じように足の親指の付け根や足首に炎症を生じ、患部が大きく腫れあがり、激しい痛みをともないます。

ただ、痛風と大きく異なるのが、痛風の場合「高尿酸血症」が原因因子として可能性が非常に高いのに対し、

偽痛風の場合

ほとんどのケースではそのような傾向がない

ことです。まだ、痛風では男性の発症率が圧倒的に高いのに対し、偽痛風では男女の発症率に大きな差はなく、痛風のような生活習慣が大きな要因になっている病気であると言い切れない部分もあります。

偽痛風


なぜ「痛風のような痛み」を発することになるのかというと、痛風では「尿酸」が結晶化してその先端が神経を刺す(あるいは刺激する)ことで起こる痛みであるのに対し、こちら偽痛風では、「尿酸」ではなく、

ピロリン酸カルシウム

と呼ばれる体内合成物質が、関節神経に沈着することが主な原因となっています。

また、痛風が「高尿酸血症」と大きくかかわっているのと同様に、この偽痛風の罹患者の多くが、「副甲状腺亢進症」や「関節リウマチ」、「変形性関節症」の罹患者であるケースが多いとされています。したがって、痛風と症状が同じであっても、根本的な治療については、痛風とは異なる方法が考えられますが、「痛みを緩和する」という意味では同じ方法がとられることが多いです。


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